日本料理。フレンチ。イタリアン。中華。
沢山の巨匠と呼ばれる料理人の方々が氷見にお越しになり、
氷見のお魚を調理し、食し、その素材のパワー驚かれます。
お客様や、名だたる料理の鉄人と称される方々をもトリコにする
お魚や素材のパワー。これが氷見の自慢です。
「いつか氷見に、お魚を食べに来ようと、思っていたんですよ。」
「今度は、違う季節に違う魚料理を食べに来ますね。」
笑顔でお帰りになるお客様の9割の方が仰ってくださいます。
水揚げ魚種日本一の港。氷見漁港。
氷見漁港には日本全国の食用魚介類800種のうちの500種が、水揚げされます。
能登半島の東側の根元。定置網という自然にやさしい漁法の発祥の地です。
昭和12年7月、この土地で板前祖父松太郎が独立して料亭を始めました。
そのせいか、永芳閣も、色々な魚の料理で沢山の取材を受けました。
『ちちんぷいぷい』 『旅サラダ』 『はなまるマーケット』 『旅っきり!』
『おはよう朝日です』 『 ニッポンど真ん中』 『ためしてガッテン』
『週刊新潮いのちの食探訪』 『クロワッサン』 『東京カレンダー』
『BRIO』 『LEE』 『CREA』 『Clubism』そして、漫画『美味しんぼ』第84巻。
こんなに多くの取材をいただくのは、全てこの氷見の魚のおかげです。
そして、たくさんある氷見の宿や料理屋さんの中で
永芳閣を選んでいただき、本当にありがたいことだと感じております。
お客様から教えていただいた
永芳閣の6つの理由(わけ)をお話させていただきます。
和の鉄人をもとりこにする氷見の食
「美味しくて当たり前」と言われる氷見のお魚。
たっぷりの刺身、魚の塩焼に、具材を盛り上げた鍋。
これが氷見民宿や旅館の代表的なお料理です。
初めての氷見なら、これはこれで素敵な体験です。
しかし、分厚く歯応えのある刺身に向くもの。薄造りが向くもの。
煮炊や蒸しがあうもの。酢とあうもの。油とあうもの。
氷見の海の幸には、その特性を知り尽くした
職人の知恵と技をもってしか創り出せない料理があります。
永芳閣にはそんな板前や調理スタッフが多い時で15名おります。
それに加えて、永芳閣の魚の仕入先は7軒。
各々の仕入先の得意分野で長年培った厳しい目利きで、魚介を納めてもらっております。
多すぎると叱られた、氷見一番の板前と仕入先の数です。
仲買の目利きに合格した魚が、朝早くから次々板場に届きます。
一刻の間もおかずに、板前全員で支度に入ります。
板前だった創業者、祖父松太郎の創始の思い。
そして、永芳閣の板前たちが、守り続けてきた「決まり」です。
カニはカニ専門の仕入先の目利きが一番
鮮度を決める、朝一番の大仕事は腹出し
手練れも新人も全員で支度に取掛かる
団体様が主流だったころ。永芳閣も含めて、ほとんどの旅館が
「旅館料理」と言われる宴会料理に走ったときもありました。
「旅館料理」ただ、品数だけが並ぶ、特徴の少ない和風料理。
永芳閣はそんなお料理と訣別しました。
1.土地のものを土地のやり方で出す。
2.たった一人のお客様のお声にも可能な限り応える。
3.氷見にしかない料理と言う難しいリクエストに応える。
この3つの原則に戻ろう・・・・
もう一度、創始の料亭に戻ろう・・・・
試行錯誤を経て、個性ある多彩な海の幸料理を創りました。
その中でも代表的なお料理3つのコースをご案内いたします。
1 )彩コース | 会席にして、且つ、新鮮。旅館料理は嫌いという方にも。 日本料理の奥深さと、割烹料理の新鮮さが満喫できる、 氷見では別格。会食もできると人気の氷見風会席料理。 (地元氷見の方にも一番人気のお料理です) |
---|---|
2)匠人コース | 氷見にあるどの民宿より氷見らしく、そして、美味しく 舟盛も板前技の逸品も同時に食べられる魚尽くし料理。 量も質も堪能できると好評の氷見の基本のお魚料理。 (氷見が初めてと言う方におすすめです) |
3)楽コース | 食べたいものは自分で選びたいというお声がきっかけの 品数5品のシンプルコース。舟盛・氷見牛・氷見うどん・ 握り寿司に前菜。自分で追加を愉しむための料理。 (氷見をよくご存知の方に特におすすめです) |
おもしろい・かわった・希少な海の幸も揚る氷見浜。
そんな氷見を満喫していただけるよう「いけす」もご用意しました。
楽コース以外の方でも、当日追加可能です。
毎日、ご到着時に、 料理の一覧をお渡しいたしております。
また、この頃は食物アレルギーの方が増えておられます。
「青魚や光物、生魚」「えび・かに等の甲殻類」「そば・玉子・大豆・牛乳」
永芳閣の板前なら、二日前までにお知らせいただければ、
アレルギーの方でも美味しく召し上がれるものをご提供できます。
会席にして、且つ、新鮮 (彩コース)
板前ならではの技が冴える会席の逸品
どこよりも氷見らしいお魚づくし
(匠人コース)
追加をして愉しむための基本料理(楽コース)
海は、四季それぞれ、いつお越しになられても、楽しめる。
それが、海沿いの宿の魅力です。
おだやかな海の青。
晴れた日に、時折、望める海越しに連なる立山連峰。
晴れた朝。海を金色のグラデーションに染めて昇る朝日。
永芳閣では、この景色をお客様全員に眺めていただこうと
すべてお部屋の窓をこの景色に向けました。
お部屋から見える、素敵な景色は、
ご滞在を、さらに、気持ちのよいものに変えます。
観るだけで癒されるオーシャンビューのパノラマ。
すべてのお部屋から、満喫していただけます。
客室より望む、時に穏やかな氷見の海
絶景!!年間100日は海に浮かぶ立山連峰
ていねいなお世話、上げ膳据え膳を好まれる方
プライベートにかまって欲しくないと言われる方・・・それぞれです。
同じお客様でも、時によって、ご希望は異なります。
永芳閣では、本館と別館2つの建物でご提供するおもてなしを変えています。
本館海光はホテル風。お食事は、朝夕ともにレストランで。
ご滞在中は、お布団敷き以外、お部屋へのスタッフサービスはございません。
その分、価格は控えめです。
別館天遊はゆったりの宿。夕食は、レストラン食・お部屋食も選べます。
朝ごはんは、レストランでの地産地消のブッフェとなります。
お夕食時にお部屋係がつきますが、永芳閣ではお部屋係はお客様の旅のお手伝いが仕事と考えています。付かず離れずいい距離感でしたとお褒めの言葉をいただきます。
全てのお客様のご希望です。
氷見にお越しの7割の方が、重視するのが「お部屋」でした。
永芳閣のお部屋は3つのスタイル。ご予算や目的に応じて選べます。
全てのお部屋のテーマは「快適に過ごせること」そして「プライベート」
お客様からは「落ち着きました」のお声を沢山いただきます。
永芳閣は、ちょっとのんびりした宿。 過剰な装飾をあえて控えた宿です。
出船、入船、夜の漁り火、朝やけの海のきらめき。氷見の風情が飾りです。
もし、ちょっと疲れたなぁと感じたら、どうぞ永芳閣にお越し下さい。
ゆとりの広さ別館天遊の本間
本間とは別の別館天遊ツイン寝室
本館海光11畳の和室
本館海光8帖+ツイン和洋室
永芳閣の創業者である松太郎の口ぐせでした。
昭和の中ごろは未だ温泉掘削技術も進んでおらず
永芳閣が本格的に温泉掘削を開始したのは昭和62年の二代目、毅の時でした。
二代にわたる願いが通じたのでしょう。
松太郎が永眠した年の夏、温泉が湧出いたしました。
海辺の温泉らしい汐湯の「氷見阿尾の浦温泉」と名付けました。
平成元年開湯のまだまだ若い汐湯の温泉です。
基準効能の他、皮膚病、切傷に効能豊かな温泉です。
よく露天風呂が大浴場とは離れたところにある宿がございますが
お越しいただいたすべてのお客様が入れる露天風呂にと考え、
永芳閣では、露天風呂は大浴場の前に、海に向かって増設しました。
おかげさまで、露天風呂ながらインテリアデザイン賞を受賞しました。
「さらさらしっとりしていい感じ」
「つま先や指先などのホカホカ感も凄く長持ちする」
疲れや凝りがとれるとの嬉しいお声も沢山いただいております。
海を眺めて蕩ける左の湯露天風呂
潮風も心地好い右の湯露天風呂
それをかなえるのが、貸切温泉(プライベートスパ)。
永芳閣には2つの貸切温泉がございます。
ブクブクゴーゴー泡が楽しいジャグジーバス
お子様やご年配の方でも安心のリラックスバス
大切なパートナーや、少し大きくなったお子様達と一緒に入るのは、少し照れくさいかもしれませんが、とても素敵な思い出になると思います。
ゴーゴー泡が楽しい貸切ジャグジー
浅い湯深い湯。
家族水入らずの貸切リラックス
「お魚を中心とした、美味しい食事を楽しみたい」
「泊まるなら景色の良い部屋に泊まりたい」
「清潔で、開放感のある、温泉に入りたい」
大切な人の笑顔。
家族の思い出になる日。
印象に残る記念日。
ありがとうの気持ち。
永芳閣は、お客様のこんな真剣なお気持ちに
美味しいお料理を真ん中にして
思い出の場所やサービス、そして、心に残るお料理を
ご提供し、そっと見守る。
そんなお手伝いができる宿でありたいと考えています。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたにとって永芳閣が
大切な人との思い出作りに心地よい場所になれるよう、
その想いを少しでも多く実らせるお手伝いをさせていただくため、
スタッフ一同、日々、最善を尽くすことをお約束します。
ご予約、そしてご宿泊を心よりお待ちしております。
永芳閣スタッフ一同
全51室。全てから海が一望できる海辺の宿